ブログネタ
東野圭吾 に参加中!

通勤時間に読む感じで1週間かからずに読み終わりました。
薄めの本なので読みやすい。白夜行の後だから尚更さくさく読めました。

薄さだけでなく、続きが気になるのでどんどん読み進められる本でした。

ゲームの名は誘拐 (amazonより)
 敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。
 葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する
 葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、
 インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、
 鮮烈なノンストップ・ミステリー。

2002年に書かれたものらしく、電話の逆探知などには気を使うものの、
ネットのIPアドレスとかそういったものには無頓着な感じ。
そこは小説ということで深くは追求しませんが、感想などで検索してみると
そこら辺が引っかかってる方も少なくないようです。

続きの感想はネタバレを含みます。

誘拐の犯人と被害者が協力して親からお金を取ってやろうという話。

佐久間+娘と葛城のゲーム対決という展開でしたが、
実は一方的に利用されていたというオチ。
読んでる途中で、実は親も知ってて話を合わせ、最後に警察に
突き出すパターンかな?と思っていたら、全く違かった。

最後に睡眠薬のようなものを飲まされ、殺されるオチかと思ったらそうでもなかった。
いろんな想像が出来る中、なかなか面白い話でした。

実は家族も共犯という以外にもう1つ隠された事実があるのですが、
それは本を読んでからのお楽しみ。

藤木直人があとがきを書いていたのですが、この小説も映画化されていたようです。

g@me」という映画で、藤木直人、仲間由紀恵主演で撮られたようです。
小説とは違った描かれ方をしているそうなので、機会があったら見てみたいと思います。
g@me