ブログネタ
最近読んだ本 に参加中!
魔王と呼吸の2話が収録されているのですが、千葉さんが出てきてしまったため、
フライイングで一回書きましたが、読み終わったので最後感想メモ。

あらすじ
 会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が
 必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
 五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。
 新たなる小説の可能性を追求した物語。


千葉さん(死神)が出てきただけで自分の中での評価が一度あがったのですが、
何とも不完全燃焼な形で終わりました。
というのも、モダンタイムスという続編もあるようです。

それでなくても、自分で考えてね、というような結末なので
アマゾンの評価が分かれてるのも納得。
設定も内容も個人的には好きです。以下ネタバレ注意。
千葉さんの調査対象が安藤兄とは。びっくりしました。
犬飼の演説場に来て、安藤の死を確認してから去っていく千葉さん。
忘れたけどこの日も雨降ってたのかな?

そして気を失ったときに見た夢が呼吸の最後の方で潤也視点でも描かれてました。
こういうリンク結構好きなのですが、兄の見た夢には続きがあったので
この後に起こった事、というのも気になります。

「魔王」の中で気になったのは、特殊能力を持っていたのは兄だけなのか、というところ。
バーのマスターも怪しいです。それと、「呼吸」で潤也がくじ運がよくなったり、
変な事をしゃべりだすのは、あの世から兄がさせていることなのでしょうか。

「集団」の恐ろしさをうまく表現されていて、分かりやすかった。確かに怖い。
その中で「個」として存在できるのか。周りに流されずに立ち向かう事ができるのか。

いろいろな解釈が出来そうな「魔王」。結構好きです。 

本編と関係のないところでいうと、
紙を25回折り畳むと富士山と同じ高さになる。という話。
計算していませんが、計算するとそういうことになるそうです。
実際には紙を25回折るのが物質的に無理いうことですが、何とも面白い話でした。

1折りで2倍、2折りで4倍、3折りで8倍という計算をしていくそうです。
「詩織っち、マンション壊しちゃったらごめんね」は面白い。

『魔王』読んだ。 (ファンクラブ ニンテンドーさん)
最近読んだ本 (出たとこ勝負 in UKさん)
読んでみたきっかけ (日々これ♪さん)
「魔王」伊坂幸太郎 (本のある生活さん)